| ■背景 |
| 少子・高齢化が加速する中で、中山間地域においては、バス利用者の減少から民間バス事業者の撤退が相次いでおり、自治体が地元タクシー会社等に委託して、高齢者・若年者等自家用車を運転できない「交通弱者」のための生活バス路線(過疎バス)を維持・運行している。年間多額の費用を自治体が負担しているが、実際は利用率も低く、委託費のみがかさむという非効率な運営となっている。自治体が、「行政サービスの一環」として、公共交通機関を維持することは責務であるが、地方自治体の財政状況が悪化する中で「サービスレベルの向上と効率化」に向けての対策が求められている。 |
| ■実験主旨 |
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「廃止路線代替バス」において、定期型運行からITS技術を活用したデマンド型運行に高度化することにより、利用者のニーズに則した運行を実現し、利用者の利便性の増加と運営の効率化による委託費負担の軽減を目指す。また、個々の課題に対する対策だけでなく、施策の複合的な実施による総合的な公共交通政策に反映することを本実験の目的とし、以下の点を考慮して実験を行う。 |
| ■実験フィールド |
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中国地方の中山間地域で、以下の条件を満たす実験フィールドを選定する。 |
| ■実験対象 |
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利用者は地域住民で、特に交通手段をもたない児童・生徒、及び高齢者 |
| ■実験内容 |
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バスにGPS位置情報取得車載機器を設置し、公衆無線回線網を経由して運行車両情報を管理センターに送信を行う。管理センターでは、車両位置管理処理、バス予約受付処理、車両配車処理(スケジューリング処理)、情報提供処理(インターネット、携帯電話、Lモード)等を行う。利用者は乗車したい時間に、乗車したい場所にバスの誘導が可能になり、同時に車両の運行状況をインターネット、インターネット対応携帯電話、インターネット対応固定電話(Lモード)を利用していつでもどこでもリアルタイムなバスの運行情報の取得が可能になる。 |